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『僕の妹は漢字が読める』かじいたかし [HJ文庫]

ノベルジャパン大賞の銀賞受賞作。未来の日本では携帯小説的な文体の萌え文学が正統派となっていたという設定のSF。主人公の高校生の少年が妹とともにある大作家の先生の家を訪れたところ、過去の日本へタイムスリップすることになりというストーリーである。SFではあるが、むしろ、小説の文体を巡るメタ小説となっている。ネタはかなりぶっ飛んでいるが、メタ小説としてはそれなりに面白い。ライトノベルとしても、多少、こなれていないところはあるが、上手くまとまっている。内容としては、二つの文体の対立を描いているのであるが、最後のところで、翻訳可能性について触れているのは興味深い。すなわち、「物語は時代を超える」のである。
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