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『猟犬』深見真 [講談社]

銃乱射による大量連続殺人事件を追う女性の警官が主人公の警察物。といっても、この作者のことなので、主人公はいつも通り、女性だが、SITの所属なので、地道に操作するだけではなく、ガンアクション物に成っている。また、恋人も例によって女性で、『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』、『ゴルゴタ』、『 煙の向こう側に彼女』、『ヴァーティゴ』と続く一連の作品と同じような話になっている。とはいえ、今回はSF寄りではなく、割と現実よりであるが、あまり、ポリティカルではない。これできちんと完結している。
タグ:深見真
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『青銅の悲劇 瀕死の王』笠井潔 [講談社]

矢吹駆シリーズの第六作目というか、日本編の第一作目になる。(フランス編の六作目は、まだ、単行本になっていない。)矢吹駆シリーズというものの、駆は登場せず、ナディアが探偵役になる。その相方的な役は、宗像冬樹。1988年末の日本が舞台で、旧家で殺人事件が起きるという話である。今回もハードカバーで700ページを超えるが、やや冗長か。ミステリーとしては、今回はメタミステリー的趣向になっていたのにはちょっと驚いた。このシリーズは、思想ミステリーであっても、それほどはメタミステリー的ではなかったからである。思想の方は、1988年末というのは、まさに昭和の終わりであって、サブタイトルは昭和天皇を示している。時代的には、バブル期で、割と、細かくその時代が描かれている。考えてみたら、バブルと昭和の終わりは同時代であったわけだが、その時、高校生だったので、私にとっては、あまり関係ない物事のように思えるが、世代によっては、大きい意味を持つらしいと言うことはよく分かった。今回はやたら長いが、結局、駆というかナディアの話と、ある意味で作者の代わりである宗像の話と二つあるわけで、それを必ずしも上手く統合できていないのが原因だろう。日本について語るとなると、ナディアだけでは出来ないので、宗像を持ってこざるは得ないのだろうが。


日本編もそれなりに面白そうではあるが、それよりも、フランス編の単行本になっていないのと、『天啓』シリーズの第三作目を早く出して貰いたいところだ。
タグ:笠井潔
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『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』西尾維新 [講談社]

TVアニメにもなっているコミックのノベライズ。三話構成だが、第一話は、TVで放映されたのと同じ内容で、残りの二つは、オリジナルのようである。原作は、妖怪が出てくる話と、人間が主役のサイコサスペンスもどきの話と二系統あるが、これは、サイコロジー系の話になっている。といっても、第三話は、また、ちょっと違う感じでもあるが、原作とはやはり、微妙に雰囲気が異なるようだ。とはいえ、やはり、非常にこなれた感じで、上手くまとまっている。


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『ああっ女神さまっ 初終 -First End-』冬馬由美 [講談社]

コミックのノベライズ。と言っても、書いているのが、アニメ版のウルド役の声優なので、ある意味では、アニメのノベライズなのかもしれない。それはともかく、話は外伝になっている。ただ、上手く、本編には影響が出ないような構成になっており、一種のifストーリーとも言うべきか。文章も割と読みやすく、非常に上手くまとまっている。


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